会社員のみなさんは節税していますか?
節税ってフリーランスや経営者がすることでしょ?と他人の事のように思っているかもしれません。
僕も数年前までは節税なんて無縁と思ってました。でも実は
節税は僕のような一般的な会社員も可能です。
節税という言葉からすると何だか難しく感じるかもしれませんが、払わずに済むお金を払うのはもったいないですよね。
こまめに電気を消す、10円安いちょっと遠くのスーパーに行こうなどの節約より、手間に対するコスパは高いと思います。
一度勉強してしまえば、長く使えるお金の知識。
貯金、節約ももちろん大切ですが、少し気合を入れて節税についても知っておきましょう。
この記事では実際に僕が行っている節税対策についてまとめています。
制度の詳細は各記事へリンクを貼っていますので、あわせてご確認ください。
目次
保険に加入していれば使える各種保険料の控除
まずは保険料控除です。
この制度はご存知の方も多いのではないでしょうか。
控除に該当する保険(生命保険・介護保険・個人年金保険)に加入していれば、その年に支払った保険料によって税金が控除される制度。
年末近くになると保険会社から、いくら保険料を支払ったが分かる『保険料控除証明書』が届きます。
それを元にご自身の会社へ提出する年末調整書類に記載し、提出すれば完了です。
本当にたったのこれだけです。
所得税と住民税それぞれから控除されますよ。
去年はじめて生命保険料控除を利用したけど、1万円弱節税できました。
▼生命保険料控除を使った節税の記事はこちら▼
>>明治安田生命「じぶんの積立」を使った節税方法
強力な節税効果のあるiDeCo(個人型確定拠出年金)
僕の周りでは「名前は聞いたことあるが、利用はしていない」という方が多い印象です。
iDeCoとは公的年金だけでは不足するであろう老後資金を補うため、国が作った任意の年金制度の一つ。
ご自身で掛け金額と購入する商品を選択し、60歳まで運用していく長期積立投資です。
iDeCoの様々な優遇制度
iDeCoは以下のメリットがあります。
- 掛け金は全額所得控除
- 運用益非課税
- 一時金として受け取れば1500万円まで非課税(退職所得控除)
- 年金として受け取れば雑所得となり公的年金控除の対象
強力なメリットがありますが、老後資金用の制度のため、原則60歳まで引き出せないという制限があります。
そのため、60歳まで不要な余裕資金で運用する必要があります。
また、会社員の場合毎月拠出できる金額は12,000〜23,000円
僕は企業年金がある会社員なので、月額12,000円の最低金額しか拠出できません。
60歳までは掛け金が全額所得控除になる措置が、節税になるポイントです。
60歳以降であれば、運用してきた商品を売却する際も優遇を受けることができます。
今回紹介している中では、節税としての効果はiDeCoがもっとも大きいです。
所得税・住民税の所得控除で、去年は3万円前後の節税効果がありました。
▼iDeCoの詳細はこちらもお読みください▼
>>【個人型確定拠出年金(iDeCo)】について解説。「メリット・デメリットを理解して有効利用しよう」
10万円以上医療費を払ったなら医療費控除
年間を通して払った家族全員分の医療費が10万円を超えると、所得税、住民税が控除される制度。
健康的な人はあまり使うことがない制度ですが、お子さんが生まれた年は多くの方が医療費控除の対象になります。
病院の領収書は必ず保存しておき、医療費控除の対象になるか確認しましょう。
病院に行くための電車・バス・タクシーなど公共交通機関を利用した費用も控除の対象となりますよ。
我が家も今年子供が生まれたので、年末調整では初めての医療費控除を申請してみます。
▼今年お子さんが生まれた方は要チェックです▼
>>医療費控除を利用しよう|子供が生まれた年は必ずチェック!
誰もができるふるさと納税
ふるさと納税をしても払う金額自体は変わりませんので、厳密には節税ではありません。
むしろ年間2,000円の費用がかかるので払う金額は増えます。
ただし、とてもオススメしたい制度なのでご説明します。
ふるさと納税とは、自分で選んだ自治体に寄付することができる制度。
寄付した金額が住民税から控除される他に、自治体から返礼品を貰うことができます。
返礼品がいただける分、何もしないで住民税を全額払うより断然お得な制度ですね。
まだやったことが無い方は、この機会にぜひはじめてみましょう!
▼ふるさと納税の解説はこちらから▼
>>会社員のふるさと納税|メリットと始め方を紹介
会社員ができる節税方法まとめ
以上が現時点で僕自身がやっている節税です。
今後も内容は随時追記していこうと思います。
すごく先の話ですが、子供が16歳になったら『扶養控除』なども使えますからね。
ご自身に該当するものがあれば、ぜひトライしてみてください。
学校では教えてくれないお金の知識。
損をしないように勉強していきましょう。
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