映画【夜明けのゾンビ】感想&ネタバレです。
ゾンビ映画にしてはちょっと長めの113分。邦題が”夜明けのゾンビ”っていう謎すぎるタイトルのせいでHuluで何度か見かけたけど、視聴していませんでした。(何となくつまらなそうな気がしません?)
ふと気が向いたので”夜明けのゾンビ”とはなんぞや?という気持ちで見てみました。
夜明けのゾンビのあらすじ
アメリカを二分した南北戦争期に世界中でゾンビが大量発生した! 家族を失ったエドワードが放浪の先で見たのは、ゾンビよりも凶暴な、生き残った人間たちの姿だった…。エッジの効いたSF、ホラー、サスペンスなどの映画を集めた2012年“シッチェス映画祭”ファンタスティック・セレクション上映作品!
Hulu
今作のゾンビ
- ゾンビたち皆白塗りメイク
- 第一号ゾンビは呪文によって亡くなった人間がゾンビとして復活
- 雑魚。動きも遅め。ダッシュ無し
感想
アメリカ南北戦争の時期にゾンビが発生するという設定。全編通して森のシーンがほとんどで、変化に乏しいです。
2時間弱の映画なのに章立てされてたり、時より何故かアメコミ風アニメーションで話を補完するという不思議な作り。
この映画の雰囲気は基本暗めでお笑い要素も無い中、何故アニメを突っ込んできたのかは謎。
人間つえー!ゾンビ雑魚
時代設定から出てくる銃なども昔っぽい銃が出てきます。
主人公達人間の腕が良すぎるのか、銃の精度が良すぎるのかわからんが、離れた距離からでもどんどんヘッドショットでゾンビ倒します。
序盤のシーンでゾンビに川に引き込まれるシーンがあるが、ヒヤッとするのはこれくらいで、今作のゾンビは雑魚です。
ウォーキング・デッドもウォーカー(ゾンビ)が怖いのではなく、本当に怖いのは人間だという表現をしているが、この映画も同じ。ゾンビ自体は弱くほとんどゾンビにやられる描写はない。
人間がゾンビを使って敵を倒すシーンはあるけどね。
悪役とのバトルシーンも特に緊迫感もないので眠くなる。ラスボスも西部劇チックな早打ち対決であっさり倒す。
まさかのゾンビメイク
今作のゾンビはみんな顔が白塗りなんですよ。
それを真似て主人公がゾンビメイクを施し、ゾンビを引き連れ敵地に潜入するのはちょっとワクワクした。本人クソ真面目にやってるからね!
ゾンビの内臓を体につけてゾンビに紛れ込む手法はウォーキング・デッドなどでよく見るが、顔にメイクしているのは初めてです。
まとめ
1800年代にゾンビがいたら?というのは新しかった。しかし、映画全体を通して脈略も弱く、エンターテイメント性には少し欠けます。私の中でゾンビってやっぱりエンターテイメントなので。
低予算な映画だと思うけど、映像の雰囲気は好きでした。安っぽく感じないし、綺麗。
ただ”夜明けのゾンビ”という邦題の謎は私には解明できませんでした。
もうちょいハラハラしたかったな。(2回寝落ちした)
評価:40/100
【夜明けのゾンビ】はHuluで視聴可能です。(2018年4月時点)
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