ついに書くぞゾンビ映画!
ホラー映画が好きだ。でもそれ以上にゾンビが好きだ。
ゾンビ映画1発目は【ロンドンゾンビ紀行】これまたB級感溢れる題名で、なかなか見るまで躊躇しましたが。ゾンビ映画ってことで視聴。
パッケージもなんか爺さんと婆さんだしますます怪しいな…。
兄弟のテリーとアンディは、危機に直面していた!!昨今の不況のため、大好きな祖父が入居している「ボウ・ベル」老人ホームが閉鎖されてしまうというニュースがこの危機の始まりだった。ホームが閉鎖されたら、祖父やその友人たちはどうなってしまうのか?この事態を打開するために兄弟は銀行強盗を企み、押し込んだはいいものの、なぜだか銀行がゾンビに囲まれていた!? 兄弟は真っ先に祖父の安否を気遣うが、ちょうどその時、老人ホームにもゾンビの魔の手が忍び寄っていたのだった・・・。 果たして兄弟は無事に祖父を助けることができるのか?ロンドンの下町を舞台にゾンビ退治大作戦が始まる!!
ロンドンゾンビ紀行
ゾンビって一括りにされがちですが、結構色々なタイプがいるんですよ。なのでゾンビ映画見たときは出てくるゾンビの特徴を書いてみます。
今作のゾンビ
- 噛まれることにより感染する(最もポピュラーなやつ)
- ダッシュは無し むしろ動きはかなり遅い
- ゾンビ発生理由は不明
あんまり特徴ないな。ただ2つ目のダッシュ無しは重要です!
感想
ゾンビ映画では珍しく高齢者が大活躍する作品。ゾンビ映画ってあまり高齢者がメインで描かれてる印象が無い。主役は若者で男女のパターンが多い気がする。多分体力があまり無い高齢者や幼い子供は生き残るのが難しいからかな?
今作はよくあるパターンの孫2人を中心とした若者男女グループと、老人ホームに籠城することになった爺さんグループの視点で描かれる。
映画史上最もスローな追いかけっこ
庭でついウトウト昼寝をしていた爺さん。寝ている間にゾンビだらけの世界になってしまったのだが、そんなことも知らずにお昼寝中。
室内で生き延びたメンバーから「逃げろー!」と言われようやく逃げ始めるが、よりによって足が悪く歩行器が必要です。
しかしそれでもゾンビ追いつかず。爺さんは無事生き残ります。
この場面で結構引きのカットがあるのですが、爺さんもゾンビも足遅すぎで全然進まずとてもシュールで笑える。ゾンビ映画も何本も観ているとどっかで観たパターンだなぁとマンネリ化してきますが、このスロー追いかけっこは初体験でした。
でもこのグループ以外の人々は皆ゾンビ化しているので、そんなにスローなゾンビばかりじゃないかも。やはりあのゾンビ空気読んだか…?
じいちゃんVSゾンビ
孫達と合流し、武器を手に入れたじいちゃん達は老人ホーム脱出のためゾンビと戦います。やはり高齢者ならではのシーンがいくつかあって面白い。
先ほどの歩行器じいちゃんは歩行器にマシンガンをテープでぐるぐる巻きにして、ついに歩行器が武器に。また、部屋に写真を取りに戻ったじいちゃんはゾンビに足を噛まれてしまう…が、義足だったので無傷。ついでに義足でゾンビをフルボッコ。
ばぁちゃんもマシンガン連射。しかも結構楽しんでそう。
ゾンビとの戦闘シーンですが、それぞれのキャラの持ち味を生かしていて良かったですね。バスに逃げ込む際に孫たちが歩行器を忘れずに運び込んでいるシーンがあったりと、細かいところまで気にかけて撮っています。孫たちとじいさん達の絆も垣間見える。
最後ゾンビに2人の孫のじいちゃんが取り囲まれ、やられてしまったかと思いきや、取り囲んだゾンビを全部なぎ倒して生還。その後軍のヘリがたくさんやってきたので、これで鎮圧かな。
ゾンビの発生要因やその後などは特に語られません。若者しか出てこなかったら、特に印象に残らないゾンビ映画でしたが、高齢者を登場させることにより、新鮮さと笑いを生み出していました。爺さんグループが中心のシーンは常にほっこり見れます。
個人的評価:70/100
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