映画【30デイズ・ナイト】の感想 & ネタバレです。
あらすじちゃんと見ていなかったので、ゾンビかと思っていたら、ヴァンパイアでした。でもゾンビ映画のパターンとはあんまり変わらないかも。ヴァンパイアだけど血を吸うわけではなく、人間襲って食べに来ます。
でもやっぱりゾンビの方が好きです。
あらすじ
サム・ライミ製作。北米最北端の地、アラスカ州のバロウ。そこは、冬になると決して太陽が昇る事のない30日間の極夜が訪れる。この街を守る二人の保安官であり、夫婦でもあるエバンとステラは極夜の始まる日、何者かによって飼い犬数十頭が惨殺されるという不可解な事件に遭遇する。それは、歴史の闇を司るヴァンパイアの集団だった。生き残りを賭けて、わずかに残った人間たちとヴァンパイアたちの壮絶な死闘が、今始まる…!
- 運動能力抜群、人間よりも腕力、脚力強し
- なんとヴァンパイアのボスは言葉を喋るぞ
- 噛まれることで感染するぞ。まるでゾンビ。
- 弱点は光。これはなんとなくヴァンパイアぽいね。
感想
30デイズ・ナイトという題名の通り、30日間夜が続く町で怒った惨劇を描いている。
光に弱いヴァンパイア達にとって30日間太陽の日差しが届かないこの町は絶好の狩場というわけ。
ヴァンパイア達が町の発電施設を破壊して、人間狩りの始まりです。
ヴァンパイアつぇぇ
上の特徴にも書きましたが、ヴァンパイアはゾンビの比にならないほど強いです。建物の屋上から飛び降りて来たり、走っている車に追いつく脚力。人を簡単に投げ飛ばす腕力を持っています。数人のヴァンパイアで車ひっくり返したりもします。
しかも普通の拳銃くらいじゃ死にません。さすがにショットガンでは吹っ飛んでたけど。
途中から主人公のエバンがウォーキング・デッドのリックさんおなじみの斧を武器として使い、首を叩き切ることでなんとか倒せます。
ゾンビVSヴァンパイアとかやったら簡単にゾンビ全滅だね。
本格的にヴァンパイアが一斉に町を襲い始めるシーンは、上空からの俯瞰視点で描かれた珍しいシーンなので見応えありです。同時に様々なことが起こっているから巻き戻して見たくなりますよ。
ラストはヴァンパイアの力を利用して…。
打つ手がなくなったエバンはバイオハザードのウェスカーさん、バーキンさんを見習ったのか、ヴァンパイアの血を自ら注射し、 ヴァンパイア化することで肉体を強化します。
ヴァンパイアになりたては意識がまだあることを利用した作戦です。(ゲーム版バイオハザードも大ファンです。映画は微妙ですが)
注射する直前に弟に別れを告げるのですが、結構あっさりしていてもうちょっと心情を描いても良いのになと思いました。
ヴァンパイアのボスと一騎打ちに見事勝利し、町と皆を救いますが、最後は30日ぶりの太陽が登り、ヴァンパイアとなったエバンは太陽の光によって消えて無くなります‥。
まとめ
常に夜のシーンが続くため、暗くて見づらい映画かな?と思ったけど、程よく明かりもあって全然見づらくないです。最近のウォーキング・デッドは夜間のシーンマジで見えないから見習ってくれ。
30日間夜が続くという設定でしたが、突然Day7などのテロップが出て来るのはちょっと違和感。前後のシーンで話は続いているのに、何日も経ったの!?ってなる。ぶっちゃけ映画見た感じ1日とか長くても2日くらいに感じます。
どうやら原作がコミックらしいので、そちらでは30日という設定がうまく生かされているのかも。
ヴァンパイアってどこかスタイリッシュな風貌で、生き血を吸うイメージでしたが、今作のヴァンパイアはどう見ても強化版ゾンビ。
なのでゾンビ好きにはウケると思うけど、本来のヴァンパイア好きには微妙だと思う。
個人的にはアクションシーンも良く、映像も綺麗で楽しめました。
もし現実にゾンビがいてもなんとか切り抜けられる気がするけど、このヴァンパイアがいたら僕はあっさりやられますね。
評価:70/100
【30デイズ・ナイト】はHuluで視聴可能です。(2018年4月現在)
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